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アトピー性皮膚炎なんてものは、ない - Dr. Chikako Harper
Neck rash in three angles

アトピー性皮膚炎なんてものは、ない

August 9, 2023
Neck rash in three angles

日本皮膚科学会が強硬にアトピー性皮膚炎のステロイド剤治療を推奨し続けているので、今までず~っと声高には言いませんでしたが、ここ最近になってやっと、広島大学や慶応大学を始め、あちこちで関連する研究発表もされてきているので、この際、言ってしまいます。

アトピー性皮膚炎なんてものは、ありません!

そんな病気は、はじめっからなかったのです。アトピーとはギリシャ語源で「奇妙な」という意味。つまり「奇妙な皮膚の炎症」。なんとおおざっぱな診断名!もっといってしまうと、医者にとってなんと都合の良い診断名でしょう。原因を突きとめもせず、一目してアトピー性皮膚炎の診断を下し、ステロイド剤で症状を抑え込む3分診療に甘んじていたため、何百万人、いや何千万人もの患者が苦しむことになったのです。ご存知の方も多いですが、私もその一人。20代から悪化したアトピー性皮膚炎でステロイド剤が手放せなくなり、30代の頃はボロボロの肌にステロイド剤を塗り込む毎日でした。この頃になれば、患者だってステロイド剤では治らないことに気がつきますよね。他に治療法はないかとドクターショッピングするも、どこの皮膚科に行っても同じ。「生まれつきのアトピー体質だから薬でコントロールするしかない」と、ステロイド剤の処方箋が出されるだけでした。

ステロイド剤は、百害あって一利なし

かゆみ、赤み、腫れ、痛み、膿。これ全部、体の免疫反応なのです。体はバカではありません。理由があるから反応しているのです。不快な症状を発して注意を喚起し、様々な症状を伴いながらだんだんと細胞や組織を治していくのです。ご存知のようにステロイド剤は免疫抑制剤です。細胞の中に浸透し染色体の働きを阻止して、免疫に欠かせない炎症タンパク質の生成を止めてしまいます。せっかくの自己免疫の警告に、不快だ!黙っておれ!まるで悪代官。そして、悪代官の国が必ず滅びるように、ステロイド剤で抑えた体も治るどころか悪化の一途をたどるのです。では、皮膚は何を知らせようとしているのでしょうか?

やっと解明したぞ!アトピーの原因はカビ

35歳の時にステロイドと決別し、血みどろのリバウンドに耐えたものの、完治は待っていませんでした。仕事を辞めて渡米し、貯金全部はたいて自然医科大学で学びながら、あらゆる自然療法を試し、かなりの改善を見たものの、それでも完治には至りませんでした。転機が訪れたのは4年前。やっぱり生まれつきのアトピー体質が原因なのかと途方にくれ、鏡に映る自分の顔の湿疹をまじまじと観察していたある日のこと。あら?待てよ。よーく見ると、疾患のある皮膚が低色素になっているではないですか。ん?これってTinea Versicolor(表皮に発症する真菌感染症、癜風)の症状では?考えてみれば、アトピー性皮膚炎の症状って、水虫や癜風などカビ感染の症状と全く同じです。激しいかゆみ、カサカサと皮膚の皮がめくれ、時としてジュクジュクする、そして低色素。なんてこと!20年以上もの間、私の皮膚はカビ感染を知らせようと痒みを発していたのに、「うるさい!黙れ!」とステロイド剤を塗って、皮膚の免疫を抑制し続けたために、体中にカビ感染が蔓延してしまった。。。と言うことだったのです。熱したお酢に皮膚のかゆみのある部分を5−10分程度浸して見てください。白いぷつぷつが現れたらカビ感染、ほぼ間違いなし。

皮膚疾患は、常在菌のバランスの乱れが原因

腸の常在菌の存在と意義が語られて久しいですが、皮膚にも、皮脂や汗を餌に生息する常在菌が存在します。地球上には無菌の場所などなく、目に見えないだけで皮膚にはカーペットのように様々な微生物が生息しているのです。そして、腸の常在菌と同じように、その中には善玉もいれば悪玉もいて、さらに私たちの体の免疫とも競り合いながら、調和を保って暮らしています。つまり、常在菌のバランスが崩れて、アクネ菌が蔓延ればニキビになり、黄色ブドウ球菌が蔓延ればとびひや膿瘍になり、カビが蔓延ればアトピー性皮膚炎や湿疹になるのです。

Drチカコが独自開発した皮膚の自然療法!

善玉菌が好んで生息する肌環境を整えることこそが健康な肌の秘訣です。

1)石鹸を極力使わない。皮膚は弱酸性。オーガニックや無添加など、いくら上質なものでも、石鹸は皮膚環境をアルカリ性にしてしまいます。ぬるま湯で流すだけで十分。

2)砂糖、お酒、タバコなどを避け、野菜、魚中心の健康食を心がけて、善玉菌が喜ぶ皮脂、汗を作りましょう。

3)適度な運動で、汗をかきましょう。

4)ストレスを溜めないこと。ストレスは自律神経のバランスを崩し、免疫を低下させ、汗の質を変えてしまいます。

5)十分な睡眠。睡眠中に皮膚が蘇生します。睡眠不足は免疫を低下させます。

6)適度の太陽に当たりましょう。UVが皮膚に吸収されビタミンDが生成され、抗炎症と特殊な抗菌メカニズムが働き、肌の健康を促進させます。

7)毎日レモン一個。健康な皮膚組織にはビタミンCが欠かせません。

8)水道の塩素濃度が高い地域に住んでいる方は、シャワーやお風呂の塩素除去をお勧めします。塩素は皮膚タンパク質を壊します。

9)定期的なホットビネガー洗顔、つまり温めたお酢で洗顔します。皮膚の症状に合わせて薄めて洗顔するのも良いでしょう。最初に少々悪化しますが、びっくりしないでね(写真参照)

10)アトピー性皮膚炎や湿疹がある方は、数ヶ月単位の集中お酢治療が必要です。ぜひ一度ご来院ください。

千賀子・ハーパー

自然医学(ナチュロパシー)を専門とするオレゴン州認定のファミリードクター。副作用をともなう製薬を極力さけ、身体にやさしい自然療法で心身ともに真の健康をめざす統合医療に取り組んでいます。糖尿病、心臓血管病、婦人病、神経痛、アトピー性皮膚炎、アレルギー、自律神経失調、ホルモンバランスなど、また定期検診、婦人科検診、栄養指導など、日本語でお気軽にご相談ください。各種健康保険の適応あり。

☆講演やワークショップ、執筆の依頼も承っております。

ウェブ:www.DrChikakoHarper.com

電話:503.477.0472 (直通)受付:503.297.3825

Jade River Healing Arts Center 内
7303 SW Beaverton-Hillsdale Hwy #204
Portland, OR 97225

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