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新型コロナウィルスだって、備えあれば憂いなし。 - Dr. Chikako Harper

新型コロナウィルスだって、備えあれば憂いなし。

August 9, 2023

日に日に感染者が増え、死者が増え、世界中を震撼させているWuhanウィルス、改め、新型コロナウィルス COVID-19。防護服にマスク、ゴーグルで感染の最前線で活動されている医療従事者の方々には頭が下がる思いです。中国からだけでなく、感染者の多い国からの入国も規制する国々も出てきて、世界規模で感染拡大の防止策が取られています。各国でワクチンの開発も進められていますが、ワクチンの製造には少なくとも数カ月はかかるので、速攻効果は期待できません。では、この全容が見えない恐ろしいウィルスを前に私たち人間は為す術もないのかというと、そんなことはありません。私たち人間の体には、「免疫」と呼ばれる神業のごとく優れた自己防御のメカニズムが備わっていて、その機能がしっかり働けばCOVID-19でさえ撃墜することができます。連日のニュースを見ていると、まるで明日にでも感染の波に飲み込まれそうで焦りますが、統計的には総数8000人の感染者の97%は中国本土。死者数ばかりに目が行きがちですが、感染者のほとんどが軽度で回復しています。そして何よりも、その何倍もの数の「接触しても感染しなかった人達」が存在してい流のです。

COVID-19は、なぜ、猛威を振るうのか?

目には見えませんが、私たちは日頃からウィルスを含む様々な微生物と小競り合いを起こしながら共存しています。私たちの皮膚、喉や鼻、目の粘膜、胃腸壁には、様々な種類の白血球が常駐して外敵の侵入を防いでいます。防ぎきれずに感染を許してしまった場合でも、ほとんどの場合は大事に至ることはありません。では、COVID-19は何が特別なのでしょう?昨年12月ごろに中国湖北省武漢市から発生したとされているCOVID-19の感染源は、またしても野生のコウモリ。2002年に発生したSARS(重症急性呼吸器症候群)も、中近東で発生したMERS(中東呼吸器症候群)も、アフリカ諸国で発生したエボラ出血熱のエボラウィルスも、感染源は野生のコウモリでした。カリフォルニア大学のある研究チームは、野生のコウモリにはウィルスに対する高い耐性があり、それゆえにコウモリが毒性の強いウィルスの温床になっているのではと指摘しています。

華南水産市場で、野生動物の取引が行われていた。

野生のコウモリに接触することが稀な人間へのCOVID-19の感染は、仲介の野生動物が関与しています。その感染経路として疑われているのが、武漢市の華南水産市場。実は、この市場はエキゾチックな野生動物の売買でも有名で、その不衛生さも問題視されていたようです。もう一つ、感染経路として疑われているのが、華南水産市場からわずか280メートルの距離にある武漢疾病対策予防管理センター。約600匹のコウモリを捕まえて実験が行われていたそうで、このセンターで出されたゴミの不備がウィルスの温床になった可能性が指摘されています。

人から人への感染は、せきやくしゃみのしぶきから。

私たち人間は、いつの間にか自然から隔離され、衛生環境の整った温室育ちになってしまいました。荒々しい自然に生き抜く抵抗力の強い野生動物たちは、私達には未知の毒性を持っているので、安易に近づかない、触れない、不衛生な場所にもいかない、不衛生な食べ物も口にしないのが賢明です。自然界を甘く見てはいけません。守られた人間社会を一歩出れば、私達も地球上に生息する動物の一種に過ぎず、食うか食われるかの無情な生存競争に身を置くことになります。

ここアメリカでも、この記事を書いている時点で感染者が50人を超えました。COVID-19は、せきやくしゃみのしぶきを介して人から人へ感染します。鼻やのどの粘膜から侵入し、気管支に入り込み、重症になると肺炎へと進行します。特効薬も予防接種もない今こそ、頼みの綱は自分の免疫です。以下の「自己免疫を促進する生活12か条」を参考に、COVID-19に接触しても感染しない強い身体を作りましょう。

自己免疫を促進する生活12か条

1)可能な限り、人混みには極力行かない。特に飛行機やバス、船など、長時間の密室は避けましょう。

2)外出後の手洗い、うがいを徹底しましょう。ただし、石鹸やアルコールなどでの過度の洗いすぎで皮膚を痛めないように。

3)規則正しい生活をして、十分な睡眠を取りましょう。睡眠中に免疫が活発になり、逆に睡眠不足は免疫を低下させます。

4)体を冷やさないように。体温が下がると免疫が下がります。風邪をひいたかなと思ったら、生姜湯で体を温めましょう。生レモン汁、生しょうが、生ハチミツのお湯割りがおすすめ。

5)水分を十分に補給しましょう。

6)仕事のオンオフを切り替え、心配事は考えすぎず、ストレスを上手に解消しましょう。ストレスは免疫を下げます。

7)酒、たばこ、糖分の取りすぎを避けましょう。

8)良質のタンパク質と緑黄色野菜や果物をたくさん食べましょう。特にビタミンC、βカロチン、亜鉛が、ウィルスへの免疫力を高めます

9)体を動かして血行を促し、体のお巡りさんである白血球を身体中に巡回させましょう。

10)深呼吸をして、ネガティブな感情を外に追いやりましょう。

11)少しでも太陽が出ている日は、陽に当たりましょう。太陽の光が皮膚に当たるとビタミンDが生成されて、免疫が上がります。

12)笑いましょう。体内のナチュラルキラー細胞が活発になり、免疫が上がります。

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